敷地のすぐ裏手には石神井公園があり周辺環境には恵まれたこの敷地は、もともと雑木林であったところが宅地開発された分譲地。周囲の住宅は宅地開発と同時に建売住宅として建てられ、よく見られる都市型の密度の高い開発地でした。
建て主の木の家という強い要望があってこの家が実現しましたが、木の家の持つ雰囲気はこういった都市の中にあってはかえって異形なものに、ふと感じることもあります。街並みという言葉を都市の中で考えることはなかなか難しいことなのかもしれません。
木の家をつくることは都市に森を再生することに等しいという考え、それが住まい手にとっても最も住み心地のよいものになるという考えからはひとつの答えが提示できたと思います。
木の家は完成したときが終わりではなく、これからが始まりで10年、20年の時間がこの家を成長させ、なじみ深い雰囲気をつくってくれることが期待されます。
[下見板の外観(土塗り壁が下地)]
[玄関]
[玄関土間:深草仕上げ]
[1階寝の間]
[2階みんなの間]
[小屋の格子組]








