2004年02月15日

新たに木の家づくりが始まります

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練馬区内で土壁の木の家づくりが始まります。
架構は木造軸組みの伝統的構法による組み手、差し口を持ちいた棟梁の技術を継承しながら、現代の都市型の木造住宅としての答え探っています。
準防火地域に木の家らしさをどのように実現していくのか、普請中の現場をご覧ください。
[2004.01.18]

  設計:一級建築士事務所 木住研
  施工:古民家工房
  左官:江原官塑
  電気:大泉電機商会

外装は土塗り壁に下見板張り、一部にシックイ塗りの真壁納まり。軒天厚板現し。※1)
内部も土塗り壁にシックイ塗り、一部に板張りで真壁納まり。※2)
屋根は和瓦葺き。

※1)軒裏も4cmの板をそのまま現しが可能になりました。
※2)シックハウスの法改正による換気設備は不要。
   (居室の土塗り壁の真壁納まりによって可能)


■主な工程へジャンプ
 ・基礎工事 
 ・建て方
 ・瓦葺き
 ・シャガン江原登場
 ・荒壁付け
 ・完成

 ◆全工程いっき読み
 ※石神井の木の家情報シート

※内容は適宜書き換えることがあります。
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2004年02月16日

二礼二拍手一礼

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注連縄(しめなわ)に囲まれた神聖な領域に向かい工事の安全を祈りました。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)ではその領域に足を踏み入れ、玉串を捧げ、神様の宿った神籬(ひもろぎ)に向かって二礼二拍手一礼。
地鎮祭がとどこおりなく終わりました。工事の開始です。
[2004.01.18]
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2004年02月17日

建物の位置を確認

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建物位置を地縄を張って敷地に描き、建て主さんと一緒に確認しました。
北側斜線が厳しいため、特に北側の境界線との離れ寸法の確認は重要でした。
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2004年03月10日

材木がやって来た

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山形県の金山町森林組合から古民家工房の下小屋に構造材がやって来ました。
尺角の大黒柱が見えます。5寸巾の梁材など少し太めな材をそろえてもらいました。

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昨年の6月に建て主さんと一緒に金山町まで木材を見に行っていました。
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2004年04月05日

水盛り遣り方

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棟梁と頭のふたりで遣り方を行いました。
建物位置と東側・西側の宅地レベルなどを考慮して設計地盤の高さを基準を決めています。今はピッピッピッでレベルがわかるようになってきましたね。
黄色い水糸の交点が「いの一番」。
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2004年04月07日

根切り

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ユンボで土を掘りました。細かな高さの調整はやはり手でないとうまくいかないようです。
多少地盤が緩いこともあって、ベタ基礎の耐圧盤の部分はユンボで何度か往復し、土そのものをその重みで締め込んでもらいました。
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2004年04月09日

割栗で地面を締め固め

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土を均質に締め固め、コンクリート基礎の重さをしっかりと受け止めるように割栗(こぶしよりも大きな割石)を敷き並べて、ランマーで転圧しています。(割栗地業)

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でこぼこした割栗のすき間をめつぶし砂利で平らにしています。レーザーレベルで砂利天端の高さを測りながら敷き込み、ランマープレートで平らにつき固めています。地中梁の斜めになる部分もていねいに形をつくってくれました。
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捨てコン

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捨てコンは捨てコンクリートの略ですが、型枠の位置だしや基準の墨出しを行ないやすくするめに打ちます。
数量も少ないためミキサー車から直接ネコ車に取り、搬送しての打設です。

このミキサー車は黒塗りで、ドライバーも黒のトレーナーに黒のパンツの黒づくめでした。・・・別に意味はありませんよ。

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逆スラブ形のベタ基礎の場合、どうしても地中梁部分が斜めに下がり込む形になり、その部分の砂利や土が崩れやすいのですが、地業工事をていねいにしてもらったこともあり、捨てコンもいい塩梅で斜めに馴染む感じがよく分かりました。
頭はその斜め部分の捨てコンもていねいにコテで押えてくれました。
posted by 太郎丸 at 15:30| 石神井の木の家

2004年04月12日

型枠

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鋼板型枠では、外周立ち上がりが60cmをこえると、立ち上がりのコンクリート打ちのためにもう一度組みなおすことや、打ち継ぎ面の処理等について打ち合わせした結果、この現場では、型枠にコンパネを使って外周部は一度の組み立てで対応してもらうことになりました。
この辺の判断はいつも悩ましいところです。頭との打ち合わせが大切になります。
posted by 太郎丸 at 16:40| 石神井の木の家

2004年04月21日

基礎の配筋

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ここでのベタ基礎の配筋はシングルとしています。最大2間(3.6m)以内に地中梁で耐圧版のリブを構成する仕組みで、薄い紙でも、格子を貼り付けると丈夫になるという原理です。

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基礎の立ち上がり筋のフックがきれいに並んでいます。
最近はフックなどの鉄筋加工をしなくても溶接された基礎用の鉄筋もあります。でも、曲がるところは曲がっていてほしいと思っていますが・・・。図面にはいつもフックをつけていますしね。
posted by 太郎丸 at 15:30| 石神井の木の家

2004年04月30日

耐圧盤コンクリート打ち

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ベタ基礎の耐圧盤のコンクリート打ちを午後から行ないました。建坪はおよそ16坪で、2時間ちょっとで打設は完了しました。
スランプ15と固めのコンクリートでしたが、ポンプ車も詰まらずに打ちあがりました。

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耐圧盤上のアンカーボルトは先付けしています。ポンプのホースの邪魔になっていましたが仕方ないですね。しっかりと番線でくくりつけてもらっていたので、位置のズレはなさそうです。
posted by 太郎丸 at 16:40| 石神井の木の家

2004年05月01日

基礎立ち上がり型枠

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昨日打ったコンクリートが完全に固まりきらないうちに、基礎立ち上がりの型枠を設置しています。型枠の枠を耐圧盤に釘打ちして固定するためです。
コンクリートは水と反応して固まりますから、急激な乾燥は極力避けたいところです。今回のゴールデンウイークは、好天が予想されることから、ビニールシートを張って湿気を逃がさないように養生しました。日常、現場が動いていれば水撒きして養生することもあります。

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可能な限り基礎の隅角部分にはハンチをつけています。
基礎の巾は150mmを標準としていますが、立ち上がりのフックは可能な限り角度をつけて振ってもらいました。できるだけ被りをとるためですね。
posted by 太郎丸 at 17:50| 石神井の木の家

2004年05月08日

基礎立ち上がりのコンクリート打ち

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立ち上がりの長さも少ないことから、ネコ車によってコンクリート打ちを行ないました。
コンクリートを打つ前に、土台を基礎に留めつけるアンカーボルトを図面位置に先付けしてもらっています。

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アンカーボルトの位置は、土台の継ぎ手とも関連してきますので棟梁の手板との照合もポイントです。木取りの関係で継ぎ手位置が変更になることもありえますからね。今回は図面どおりで変更はありませんでした。
ここではHD金物は使ってはいません。その理由は工程の進行の中で説明しましょうね。
posted by 太郎丸 at 11:11| 石神井の木の家

2004年05月21日

下小屋で打ち合わせ

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台風もそれて良い天気になりました。今日は、下小屋で、高橋棟梁と板図を見ながら、梁の組み方の確認をしました。

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図面だけで考えていたときと、実際に搬入された材木を見て考えるのでは、違ったイメージが湧くものです。思っていたよりも長めの材で搬入してもらっていたので、渡りアゴなど組み手の鼻先の出し方がだいぶ楽になったようです。
基本的には図面で考えていたとおりですが、組み方のルールの微調整を行い、納まりよくまとめられそうです。

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棟梁は原寸を起して納まりの確認をしていました。

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[2004.05.21]
posted by 太郎丸 at 17:00| 石神井の木の家

2004年05月27日

基礎の完成

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型枠はこの季節であれば、3〜5日程度でばらしても良いのですが、上棟までに時間もあるので、可能な限りコンクリートを熟成させることにしました。型枠は5/18にばらされましたから、結果として、型枠は10日間の存置期間がとられたことになります。

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今朝は、周囲の整地と束石の据付けのために頭が来てくれていました。基礎が完成しましたので、建物の基準を基礎に写し取れば、遣り方も不要になりますのでばらされました。

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耐圧盤の表面を被っていたビニールシートをはがしてみました。はがした時は、水滴もあり濡れた状態で、暗いコンクリート色でしたが、天気も良いため、すぐに表面は乾き、白い粉をふいたように変化していきます。表面の水に含まれていたコンクリートの成分ですね。
ビニールシートによる養生によって、湿潤に近い状態の時間はコンクリートの性質をより良好にしてくれていると思います。ちゃんと固まってさえしまえば、気になる湿気は、これから抜けていきますので問題はありません。
[2004.05.27]
posted by 太郎丸 at 15:40| 石神井の木の家

2004年05月28日

束石とネコ

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基礎の耐圧盤の上には、束石が整然と3尺間隔に並べられます。そこには床を支える束が立ちます。
角材を枠取り、等間隔でモルタルが詰められているのが、ネコになります。床の耐圧版には平らに見えても、けっこう不陸(でこおこぼこ)があるものですから、形の自由になるモルタルなどの方が水平を出しやすいですね。ネコの部分には土台が敷かれます。
[2004.05.28]
posted by 太郎丸 at 17:05| 石神井の木の家

2004年06月01日

建て主、遠方より来る

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建て主さんは遠方にお住まいのため、頻繁に現場を見る機会が少ないこともあり、「ただいま普請中」を楽しみにしていただいています。
今日は、その少ないチャンスでしたので下小屋での進行状況など、作業の様子を見てもらい、図面の訂正箇所、上棟までの進み方など打合せをしました。

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棟梁と板図をみながら  ※プレーナー掛けのおがくずが飛んでいる

計画中も図面や模型等を見ながら木の太さなどについてはお話していましたが、実際にこの木で我が家が・・・。という実感は今回初めて感じられたことでしょう。
でも、下小屋にある木だけ見ても残念ながら立体に組み上がるまでは、本当の実感とまではいきませんね。もうしばらくお待ちいただくことになります。
[2004.06.01]
posted by 太郎丸 at 17:50| 石神井の木の家

2004年06月23日

下小屋よりの報告

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現在、下小屋では刻みが行なわれています。
仕事のピッチを上げている様子が古民家工房さんから報告いただきました。(今回の写真は古民家工房さんから)
梅雨といっても雨が少ないことは、材を濡らすなどがない分都合がよいでしょうが、気温と湿度の高さには仕事のたいへんさが伝わってきます。

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この曲がったタイコ梁がどのようになっていくのか楽しみです。上棟までの工程は遅れていますが、丁寧な仕事に期待をしています。

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上棟は梅雨明けごろ、真夏の太陽の下で行なわれそうです。今年の夏はちょっと暑さも厳しいそうですが、宜しくお願いするしかありませんね。

[2004.06.23]
posted by 太郎丸 at 15:12| 石神井の木の家

2004年07月02日

下小屋よりの報告U

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タイコ根曲がりの梁の仕上げ加工の様子です。(今回も写真は古民家工房さんから)
上端下端を皮付に仕上げるのか、どうかを先日の打ち合わせでは、皮に深いキズが数箇所あったため、皮付きでの仕上げとはせず、プレーナーで大きな面を作って多角形断面の仕上げとしよう、ということにしていました。

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昔ならば、チョウナで面を取るということもあったでしょうが、ここでは機械を使い八面取りとしたわけです。
けっこううねっていますから仕上げは手カンナでないと面がうまく出ませんね。

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小口を見ると、いろいろな形状があります。毎回、よくこれだけ色々な形があって、現場できっちりとその場所に納まるものだと感心します。

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7月最後の週に建て方の予定で仕事が進められています。
上棟が楽しみです。
[2004.07.02]
posted by 太郎丸 at 17:08| 石神井の木の家

2004年07月21日

下小屋で最終確認の打ち合わせ

上棟の予定も決まり、何点かの確認を行いに、下小屋で打ち合わせしました。刻みも半分程度の柱を残し、梁材は仕上げ作業に入っています。

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小屋のタイコ根曲がりの梁材を見ながら、棟梁一言「いい感じでしょ」。
タイコの丸みを大きな面に削り上げています。まだ、仕上げのカンナはかかっていませんが、組みあがるのが楽しみな梁材です。
折り置きで桁が掛かる部分は、渡り腮に蟻の刻みで引き付けあう仕掛けですね。

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架構模型で組みあがりをイメージしていますが、やはり実際の迫力はその場で見ないとわかりません。

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梁は超カンナ仕上げ、柱は貫孔明け。刻みも最後の段階にはいってきました。

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しかし、それにしても今年は暑いですね。下小屋の作業も連日の厳しい暑さの中で行われています。お疲れ様です。
[2004.07.21]
posted by 太郎丸 at 14:55| 石神井の木の家

2004年07月22日

番付 「と」の「肆」 

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「と」の「肆」   
この番付、なんて読むんでしょう。
  ・
  ・
  ・
「と」の「四」と読むそうです
「肆」は数字「四」の大字だとか。
posted by 太郎丸 at 14:00| 石神井の木の家

2004年07月27日

大黒柱の仕上げ

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上棟の日取りも決めていますが、台風10号の動きが気になりますね。
尺(30 cm)角の大黒柱が手ガンナで仕上げられていきます。
この柱も来週には現場で天に向かって立ち上がっていますよ。
再び都市に森林が蘇ることになりますね。
[2004.07.27]
posted by 太郎丸 at 12:16| 石神井の木の家

2004年07月31日

栗の土台に栗のネコ

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週明けから建て方が始まります。まず、土台敷きで建物の位置決め。

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   アンカーボルトの位置だし→穴明け→取り付け

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         継ぎ手にはオスとメスがある

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土台は刻み加工工程では一番最初に行ないます。
今年は、高温の日照り続きで木は乾燥していいようですが、刻まれた材もさらに乾燥が進むとやはり動きますので、メスの継ぎ手の目違い(小さな突起)が若干開き加減になっていました。土台を継ぐ場合にクランプで開きを押えて組み込みました。
これも木が生きているということですね。

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床下換気の一般仕様といってよくなったネコ土台。ここではネコは栗材を使っています。
土台が栗材であったこともあり、土台角を30mm程度の厚さに裂いてネコとしてもらおうと考えていました。しかし、堅木は難しいですね。製材所であらかじめ、挽いておいてもらえばできたのですが、下小屋の段階で角材を裂いてというのは、そりが激しくでるし、割れもあるため、ちょっときびしかったようです。今回は新たに栗の板が用意してもらうことになりました。

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台風10号の影響も残り、時折の雨に、栗の茶色の渋がでてきました。栗を使う場合には毎回なやましい状況です。

[2004.07.31]
posted by 太郎丸 at 11:11| 石神井の木の家

2004年08月02日

この地で森の再生が始まる

家族を支える大黒柱

石神井公園はこの敷地のすぐ裏手にあり、完成後は2階の窓からはその緑もよく見えるはずです。
国産材を使って木の家を建てることは、日本の山に木を植え育てることにつながる仕組みです。
山で木が育ち、再びその木で家を造ることが可能になるまでの時間が、この木の家が存在しなければならない最低時間です。50〜100年。
その時間、都市の中でこの木の家が存在することは、そのまま森を都市に再生することに等しいことと考えられますね。
天に向かって聳えるこの大黒柱はその象徴です。ここに住まうご家族をずっと見守ってくれることでしょう。
この地で森の再生がいよいよ始まります。
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posted by 太郎丸 at 10:22| 石神井の木の家

大黒柱を中心に

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建物の中心の大黒柱を建てました。

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その柱に床梁が順番に差されていきます。

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この梁を差していくの見るとなかなか厳しい作業です。柱には2枚の雇いホゾが差されています。この部分に梁を差していくのですが、斜めに差し込みながら、もう一方に柱を差し、あるいは胴差を組んでいきます。
理屈では入らないと思うようなところもでも、木にはしなる、めり込むという特徴があり、掛け矢で叩きながら打ち込まれていくと見事にピタッと納まっていきます。

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これが木組みなんだと実感するところです。

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posted by 太郎丸 at 13:02| 石神井の木の家

通し貫は柱を縫い通す

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「貫」は「つらぬく」ことですが、柱を貫通する横木で、これで柱を縫いつけます。タテヨコ格子が組まれ、粘りある壁が作れます。
隣家側には3尺間隔に柱を建てたため、まさに格子になりました。
後からでは入れることはできませんから、柱を建てながらの同時作業です。
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posted by 太郎丸 at 15:08| 石神井の木の家

2004年08月03日

地回りの中通りを固める

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2階の床梁周りを納め、管柱を立てながら、地回り(軒桁の高さの外周)を固めていきます。、小屋梁、中引き梁など建物の内部の梁を木組みで固めています。

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フゥ〜。今日も、とにかく暑いの一言。
皆さん、お疲れ様でした。
[2004.08.03]
posted by 太郎丸 at 17:02| 石神井の木の家

2004年08月04日

折置き組みの登り梁

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下小屋で見た太鼓の登りの小屋梁が掛かります。折置き組といって、軒桁側では直接柱に乗せ掛け、この根曲がりの背の部分に軒桁を組んでいきます。
小屋組に組み込んだ格子は屋根の振れを構造的に押さえ込むために入れていますが、室内での見え方がどのようになるのか楽しみな部分です。
[2004.08.04-1]
posted by 太郎丸 at 13:30| 石神井の木の家

棟木、母屋、軒桁を組みこんで固まる

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小屋梁の掛かる方向を梁間(はりま)といい、それに直角の軒桁の掛かる方向を桁行(けたゆき)といいます。
梁間に対して、棟木、母屋を組み込み、軒桁を組んで小屋組の架構が固まっていきます。
実際に現場で見ていると、組み込むというより、掛け矢で叩き込むという感じです。
木組みの家では掛け矢の音が心地よく響きます。
[2004.0804-2]
posted by 太郎丸 at 15:30| 石神井の木の家

祝上棟

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祝上棟。おめでとうございます。
構造材をいれていただいた金山森林組合の杉井さんも、祝い餅を持って駆けつけてくれました。

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鳶頭と棟梁と建て主さんで、お神酒、米、塩を建物の四隅にまいて、四方固めを行い、これまでの工事が無事であったことに感謝し、さらに完成まで無事に工事が進むことを祈念しました。

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         記念写真をパチリ!

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建て主さんのお気遣いで、沖縄料理のお店で直会。
おばぁの料理と泡盛で、いい気分になりすぎました。感謝!感謝!

[2004.08.04-3]
posted by 太郎丸 at 17:00| 石神井の木の家